自動運転シミュレータ

車の自動運転における事業者の開発と検証の効率化に供することを目的とした「スケールモデル(1/10スケールカー)」と「自動運転シミュレータ」を自社で開発しました。

自動運転シミュレータ
Case study

2019.05.15

スケールモデルによる自動運転シミュレータ

【背景・特長】
車の自動運転の開発には実車、センサ、試験走行設備などの環境整備が必要で、多額の投資を伴います。また、実際の走行環境では障害物回避などをはじめとして、発生する事象が多岐に渡るため、その検証のための環境バリエーションの構築が課題となっています。
「スケールモデル(*1)」と「自動運転シミュレータ(*2)」を用いることで、検証環境の準備が容易になり、効率化とコスト削減が実現できます。また、自動運転システムの開発場面のみならず、サービス事業者が実施する運行管制サービスにおいても効果的な検証を実現することができます。
社内の実証実験を終えており、効率的な開発・検証を目指す自動運転システム開発事業者やサービス事業者へ広く提供を進め、モビリティIoTの開発促進に貢献していきます。

*1 「スケールモデル」
スケール(縮尺)に基づいて忠実にサイズ、ステアリング角を再現したモデル(模型)。車の開発でも利用されている。車を縮小した場合は道路の幅などの周辺環境、許容誤差幅が小さくなるため、高い精度の検知技術が求められる。
*2 「自動運転シミュレータ」
走行経路の設定が可能で、経路及び白線などに基づいた自動運転をシミュレートできる。各センサからの情報はPCと接続することで可視化され、走行状況が検証可能となる。

【取組み】スケールカーによる自動運転シミュレータ

スケールモデルを利用することにより、効率化とコスト削減が実現できます。

【取組み】スケールカーによる自動運転シミュレータ
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