STYLY.bizでバーチャル企画展を実現 ~「電子楽器の創造展」~

STYLY.bizで体験・制作・販売をオールインワンで提供し、新時代の体験型博物館の展示をサポート

STYLY.bizでバーチャル企画展を実現 ~「電子楽器の創造展」~
Case study

2023.09.29

概要

独立行政法人国立科学博物館(以下:国立科学博物館)によるバーチャル企画展「電子楽器の創造展」(以下:当企画展)が、開催されました。

本イベントにおいて、体験型のバーチャル博物館を実現する当社の「STYLY.biz」を活用し、バーチャル企画展の制作とイベント運営を行いました。

※本イベントは終了しました。

バーチャル企画展「電子楽器の創造展」

初めての電子楽器といわれるテルミンが誕生してから、およそ100年。電子楽器は大きく発展してきました。そこには、日本がリーダーシップを発揮して、技術的な革新をもたらし、音楽芸術や文化に影響を与えてきた歴史があります。 本展では、電子楽器の発展に関連する楽器の3Dモデルや人物などの資料を用いて、電子楽器の発展の様子をバーチャル空間上で紹介します。

■ 電子楽器の創造展 1章 電子楽器のショーケース イメージ

 

■ 電子楽器の創造展 4章 YMOステージの楽器たち イメージ

 

また、スペシャルイベントとしてバーチャルガイドツアーも開催しました。 お手持ちのPCブラウザやスマートフォンでバーチャル空間ならではの体験ができます。

■ バーチャルガイドツアー 体験イメージ

バーチャル企画展「電子楽器の創造展」

背景

国立科学博物館は、2019年度に、「電子楽器の技術発展の系統化調査」と「MIDIに関する技術系統化調査」を実施し、その調査結果を踏まえ、企画展「電子楽器100年展」を開催しました。

また、近年著しく発展しているVRやAR技術などを活用し、標本・資料を自由な視点と距離から観察可能にする新しい体験として、「おうちで体験!かはくVR」や「THE WILDLIFE MUSEUM」、「たんけんひろば コンパスVR」などのコンテンツを、来館が困難な人も含めたより多くの人々へ届ける取り組みも実施しています。

今回は、これまでの蓄積である系統化調査や企画展の内容をVR技術でより発展させ、PC やスマートフォン、VR ゴーグルを用いたバーチャル空間ならではの体験ができる未来型の展示として、フルバーチャル企画展「電子楽器の創造展」を開催しました。

イベント詳細

※本イベントは終了しました。

会 期: 2023年7月28日(金)~8月31日(木)

場 所: 国立科学博物館バーチャル展示室(オンライン開催)

入場料: 2,500円(税込) ※会期中は何度でも入場可能、無料展示ゾーンあり

     バーチャルガイドツアー 各回1,000円(税込)※入場料とは別料金

主 催: 独立行政法人国立科学博物館、公益財団法人かけはし芸術文化振興財団

公式サイト: https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/EMI-VR/

イベント詳細

リアルメタバースサービス「STYLY.biz」特徴

「STYLY.biz」は、体験・制作・販売の3つの機能を持つリアルメタバースサービスになります。
バーチャルならではの展示物の見方ができ、想像を超えた体験や感動が得られ、深い理解を提供することが可能となります。
また、VR注1とAR注2の双方に対応することにより、バーチャル博物館と現実の博物館展示の拡張の両方を体験することができます。

■メタバース体験
・マルチデバイス、マルチプレイ体験 PCブラウザ、スマートフォン・タブレット、VRヘッドマウントディスプレイなどの様々なデバイスでメタバース体験が可能です。また、複数のそれぞれのデバイスから同じメタバース空間に同時体験が可能で、体験者が互いに会話をしながら、1つのメタバース空間を楽しむことができます。
・VR/AR/MRを「STYLY.biz」だけで提供 メタバース空間をVRで楽しみ、その3DモデルをAR体験するなどのシームレスなVR/AR体験が可能です。
・英語対応 国内外を問わず日本語と英語で同じ体験が可能です。

■メタバース制作
・2種類の制作環境を準備 Unityを活用した本格的な制作環境とWeb上のエディタによるノーコードの制作環境があり、3D開発者でなくとも、メタバース空間を制作していくことが可能です。
・画像や動画などのリソース管理 定期的に入れ替えをしたい画像や動画などのリソースデータを管理する機能を提供します。これにより、メタバース空間を直接変更せずとも、リソースの入れ替えが可能となります。

■チケット販売
・体験チケット販売、イベントチケット販売、デジタルグッズ販売 メタバース体験を有料販売される方に向けて、販売機能を提供します。これにより、メタバースを活用した体験チケット販売、イベントチケット販売、デジタルグッズ販売などの有料サービスを提供することが可能です。

 

リアルメタバースサービス「STYLY.biz」特徴

関連情報

■ STYLY.bizによるAR骨格標本の実現

「デジタルアーカイブで博物館をもっと面白く!」を追求する一般社団法人路上博物館様の新プロジェクトに、「STYLY.biz」を提供。『つかんで移動できるAR骨格標本』を実現しました。

■ STYLY.bizで体験型のバーチャル博物館を実現 ~バーチャル展示室『たんけんひろば コンパスVR』~

体験型のバーチャル博物館を実現する「STYLY.biz」を、独立行政法人国立科学博物館(以下:国立科学博物館)に提供開始し、2023年3月3日より『たんけんひろば コンパスVR』を公開しました。


 

今後の展開・予定

【今後について】
NTTデータNJKは、日本全国の博物館や美術館等の施設に向けて本「STYLY.biz」を展開し、これら施設利用者に新たな体験型の展示を提供していきます。 また、「STYLY.biz」を今後もより多くの方々にご利用頂くことができるように改善していくと共に、お客様の声を反映し改善していきます。
 

 

【STYLY.bizについて】
「STYLY.biz」は、最先端XR技術を持つ株式会社Psychic VR Labとエンベデット開発分野における弊社の強みを合わせたソリューションで、お客様の活用方法に合わせて既存サービスにXRをわかりやすく融合させるカスタム構築が可能です。
 

 

*「STYLY.biz」は株式会社Psychic VR Labの登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社NTTデータNJK 新規事業推進室
 STYLY.biz に関するお問い合わせ

 

注1 VRとは、Virtual Reality(仮想現実)の略です。現実とは別の空間を体験できるものです。

注2 ARとは、Augmented Reality(拡張現実)の略です。スマートフォンなどで現実空間に情報を重ね合わせるものです。 

※記載されている社名、サービス/製品名などは、当社および各社の登録商標または商標です。

 


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「STYLY.biz」は、xR利用に向けたコンサル・コンテンツ製作から配信・運営までサポートするxRトータルソリューションサービスです。 お客様の活用方法に合わせたソリューションをxR技術によりご提案します。


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