STYLY.bizで体験型のバーチャル博物館を実現 ~バーチャル展示室『たんけんひろば コンパスVR』~

STYLY.bizは、体験・制作・販売をオールインワンで提供し、新時代の体験型博物館の展示をサポートします

STYLY.bizで体験型のバーチャル博物館を実現 ~バーチャル展示室『たんけんひろば コンパスVR』~
Case study

2023.09.29

概要

体験型のバーチャル博物館を実現する「STYLY.biz」を、独立行政法人国立科学博物館(以下:国立科学博物館)に提供開始し、2023年3月3日より『たんけんひろば コンパスVR』を公開しました。

「STYLY.biz」によるバーチャル博物館は、ご家庭にあるPCブラウザやスマートフォン・タブレットなどから簡単に体験することができます。 また、各種の展示空間を制作するための2種類の制作ツールや様々なイメージテンプレートを備えていて、さらに有料イベントのチケット販売と連携することができます。

体験・制作・販売をオールインワンで提供するサービスとなっており、国立科学博物館の提供するバーチャル空間体験を強力にサポートしていきます。

概要

『たんけんひろば コンパスVR』 公開Webサイトを体験

【公開Web サイト】

「たんけんひろばコンパスVR」  https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/compass-VR/

 

PCからWebサイトにアクセスして、「たんけんひろば コンパスVR」を体験してみました。
ただ展示物が並んでいるだけではありません。カラフルな展示室は、時間の経過で空が星空に変わり、ティラノサウルスの骨が歩き出します!
恐竜や動物を、上から下から、普通では見られないところから見ることができたり、「このツノだれの?」という、ツノの持ち主を見つけるミニゲームがあったりと、とても楽しく幻想的な空間でした。

ぜひ、みなさんも“たんけん”してみてください。

『たんけんひろば コンパスVR』 公開Webサイトを体験

背景

コロナ禍によって、リモートワークやWeb会議、オンライン授業などが急速に普及し一般的となりました。同時に話題となっているメタバースは、制作した空間の中を人々が共有し、つながる仕組みで、新形態のコミュニケーション手段として注目を集めています。

一方、博物館では人々のニーズが多様化しており、単なる展示物の鑑賞だけではなく、観覧者の「知の探究」や「楽しみを共有する」ことができるような役割を求められるようになり、新しい博物館の在り方についても議論されてきました。

こうした背景の中、博物館がメタバース技術を活用することによって、現実世界の展示では実現できなかった新しい展示や体験を実現し、より多様な価値提供を可能にしていきます。

背景

リアルメタバースサービス「STYLY.biz」特徴

「STYLY.biz」は、体験・制作・販売の3つの機能を持つリアルメタバースサービスになります。
バーチャルならではの展示物の見方ができ、想像を超えた体験や感動が得られ、深い理解を提供することが可能となります。
また、VR注1とAR注2の双方に対応することにより、バーチャル博物館と現実の博物館展示の拡張の両方を体験することができます。

■メタバース体験
・マルチデバイス、マルチプレイ体験 PCブラウザ、スマートフォン・タブレット、VRヘッドマウントディスプレイなどの様々なデバイスでメタバース体験が可能です。また、複数のそれぞれのデバイスから同じメタバース空間に同時体験が可能で、体験者が互いに会話をしながら、1つのメタバース空間を楽しむことができます。
・VR/AR/MRを「STYLY.biz」だけで提供 メタバース空間をVRで楽しみ、その3DモデルをAR体験するなどのシームレスなVR/AR体験が可能です。
・英語対応 国内外を問わず日本語と英語で同じ体験が可能です。

■メタバース制作
・2種類の制作環境を準備 Unityを活用した本格的な制作環境とWeb上のエディタによるノーコードの制作環境があり、3D開発者でなくとも、メタバース空間を制作していくことが可能です。
・画像や動画などのリソース管理 定期的に入れ替えをしたい画像や動画などのリソースデータを管理する機能を提供します。これにより、メタバース空間を直接変更せずとも、リソースの入れ替えが可能となります。

■チケット販売
・体験チケット販売、イベントチケット販売、デジタルグッズ販売 メタバース体験を有料販売される方に向けて、販売機能を提供します。これにより、メタバースを活用した体験チケット販売、イベントチケット販売、デジタルグッズ販売などの有料サービスを提供することが可能です。

 

リアルメタバースサービス「STYLY.biz」特徴

関連情報

■ STYLY.bizによるAR骨格標本の実現

「デジタルアーカイブで博物館をもっと面白く!」を追求する一般社団法人路上博物館様の新プロジェクトに、「STYLY.biz」を提供。『つかんで移動できるAR骨格標本』を実現しました。

 

■ STYLY.bizでバーチャル企画展を実現 ~「電子楽器の創造展」~

独立行政法人国立科学博物館(以下:国立科学博物館)によるバーチャル企画展「電子楽器の創造展」(以下:当企画展)が、開催されました。

 

今後の展開・予定

【今後について】
NTTデータNJKは、日本全国の博物館や美術館等の施設に向けて本「STYLY.biz」を展開し、これら施設利用者に新たな体験型の展示を提供していきます。 また、「STYLY.biz」を今後もより多くの方々にご利用頂くことができるように改善していくと共に、お客様の声を反映し改善していきます。
 

 

【STYLY.bizについて】
「STYLY.biz」は、最先端XR技術を持つ株式会社Psychic VR Labとエンベデット開発分野における弊社の強みを合わせたソリューションで、お客様の活用方法に合わせて既存サービスにXRをわかりやすく融合させるカスタム構築が可能です。
 

 

*「STYLY.biz」は株式会社Psychic VR Labの登録商標です。

お問い合わせ先

株式会社NTTデータNJK 新規事業推進室
 STYLY.biz に関するお問い合わせ

 

注1 VRとは、Virtual Reality(仮想現実)の略です。現実とは別の空間を体験できるものです。

注2 ARとは、Augmented Reality(拡張現実)の略です。スマートフォンなどで現実空間に情報を重ね合わせるものです。 

※記載されている社名、サービス/製品名などは、当社および各社の登録商標または商標です。

 


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「STYLY.biz」は、xR利用に向けたコンサル・コンテンツ製作から配信・運営までサポートするxRトータルソリューションサービスです。 お客様の活用方法に合わせたソリューションをxR技術によりご提案します。


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