



PROFILE
大学では、簡単に言うと金属と有機物を結合させることでどんな光が出るかという実験を研究室にこもってやっていました。「どうして、化学の分野からシステム業界に飛び込んだのか?」と思いますよね(笑)。
就職活動開始当初は、化学研究者という道も視野に入れていたのですが、心の中には「黙々と一人で仕事をこなすより、チームで仕事をしてみたい」という思いがありました。そのため、中学の頃から身近にあり慣れ親しんでいた「パソコン」というキーワードで希望就職先の選択幅を広げて考えてみたところ、チームでシステムを作っていくSEが目に留まり、魅力を感じたため、エヌジェーケーを志しました。


内定が決まった後は、入社前研修を受けました。大学時代、パソコンの授業があり、その中でプログラムの初歩は学んでいましたが、システムを作ることに関しては初心者だったため、必修のExcelと、プログラミングの基礎、アルゴリズムなど初心者向けコースを選択し、e-learningを使って学習しました。
学習スケジュールを自分のペースに合わせて決めることができたため、卒業研究を最優先に進め、e‐learningは春休みにまとめてやりました。受講当初は、専門外学科からの挑戦だったため、課題についていけるか若干の不安はありましたが、特に学業の負担にはならず、入社前研修を終えることができました。楽勝でしたよ(笑)!

名刺交換に始まり、敬語の使い方、挨拶、電話の応対など、ビジネスマナー研修がメインでした。同期同士、向かい合って立ち、名刺を差し出しながら「よろしくおねがいします」という、あれです(笑)。
私は敬語があまり得意な方ではなかったので「マズい…」と焦りましたが、同期も似たりよったりだったので、気負いせず受講できました。自動車工場にも見学に行きました。自動車工場ってあまり入る機会がありませんよね。そのため、「ここがものづくりの現場か」と、感動した覚えがあります。
ちなみに同期と顔を合わせるのは、内定式から数えて、この導入研修で3回目でした。15人中、女性は3人。初めのうちは、女3人で固まっていましたが、すぐに打ち解けて、いつの間にか男女関係なく仲良くなっていました(笑)。


アルゴリズムやC言語の基本を先生から教わるという授業形式でスタートし、少しずつレベルアップしていき、次第にプログラムを組むようになり、最終的には3チームに分かれて、先生から提示されたテーマに合ったシステムを作るという流れで研修を受けました。
与えられたテーマは、本の検索、登録、更新、削除ができる図書管理システム。私のチームは3人で、しかもシステムに関して初心者ばかり。そのため、先生に相談したり、隣のチームの作業をチラっとのぞいたり(笑)、四苦八苦しながら進めました。
しかも、スケジュールがすごくタイトだったのも悩みどころでしたね。議論・検討している間も惜しいくらい時間がなく、苦労した記憶があります。しかしその分、メンバーと一致団結して取り組めたのは楽しかったですね。
最後に、組み上げたシステムを部長や先輩、同期の前でプレゼンし、最優秀チームを決める発表会がありました。最低条件をギリギリ満たした成果物で挑んだプレゼン…、部長も失笑していましたね。冷や汗をたくさんかいたので、プレゼン後、メンバーと打ち上げで飲んだお酒は格別でした(笑)。

配属後も、新入社員技術研修の応用として、別のテーマでもっと長いスパンで、大きなシステムを作るという研修が半年間ありました。その研修では、社内の書籍を作者やタイトルなどでキーワード検索できたり、登録、更新、削除ができる「書籍管理システム」に取り組みました。
チーム人数も10人になり、人数が増えたことによって、率先してやる人とやらない人の作業量の差が出てきてしまうなどの問題点が浮かび上がってきました。一人に負担をかけることを避けるため、できるだけ均等な作業量で進行するにはどうしたらいいかを考えた結果、やらない人にも注意を払い、割り当てた作業が「終わったんじゃないかな?」というタイミングを見計らって、「次はこれをやってほしいな」と声をかけたり、コミュニケーションをとりながら、誰かが暇にならないよう次の仕事を用意して、うまく分担して作り上げていきました。チームで作業することの難しさを実感しましたね。
その後は、実際の業務に携わりました。1つのシステムを作るには、設計⇒プログラミング⇒試験⇒納品という大まかな流れがありますが、最初は、4年上の先輩に見てもらいながら、試験を担当しました。
先輩は良い人たちばかりでした。解決策を一緒に考えてくれたり、質問をすると嬉しそうに教えてくれたり、1つずつ丁寧に対応してくれましたね。
1年目と3年目の終わりにはフォロー研修もありました。仕事上の問題点や、改善策を同期同士で話し合いました。フォロー研修は5年目にもあるので、楽しみにしています。



実際に業務に携わり始めると、設計担当、プログラミング担当などパートごとに作業することが多いため、研修のようにシステムを0(ゼロ)から最後まで通して作り上げるというのはなかなか体験できないことです。流れを知る良い機会になりましたし、一通り経験することにより、自分に合ったパートや強みが見えてきたりもしました。そこが研修で得た一番大きなものだと思います。

入社をしてから4年が経ちました。現在は、お客様先に常駐し、私たちが作った製品をお客様に提供するために、製品の仕様をすべて頭に入れた上で、製品のインストールマニュアルと、システム(製品)を使っていただくための運用マニュアルを制作しています。
お客様とお話しする機会が多いのですが、私自身、まだまだ経験が浅く、技術・知識も足りないため、お客様のご要望に対して提案ができないのが現状です。今後はポジティブな姿勢を常にもちつつ、もっと技術の勉強をして、10歳も15歳も年上のお客様にも提案ができるようになりたいですね。
