
佐藤 弘幸 システムソリューション事業部 第2システムグループ 第一経済学部 経済学科卒 1988年入社
わたしが仕事で重視することを漢字2字で表現すると 諒察



諒察(りょうさつ)。この2文字には、「相手の事情や立場などを思いやること」「思いやりをもって相手の立場を推し量ること」という意味があります。
仕事をする上で考えると、一人でやる仕事なんてないんですよね。必ず、同じ仕事をする仲間がいて、仕事の成果物をお渡しするお客様がいて、そのお客様の先に、ソフトウェアを使うエンドユーザー様がいたり。自分の見えないところにたくさんの人がいます。
また、ユーザー、発注者のニーズを、作る段階から考えておかなければ良いソフトウェアは出来ません。しかし、ソフトウェアの開発工程では、ゴールまでの最短距離を考える。このやり方が度を越すと、ユーザーの満足には結びつかないんですよね。
コストも重視しながらユーザーの要望を充足するには、ユーザーの立場や事情を推し量って工夫する=諒察することが重要になってくるのです。

私たちが就職活動していた頃は、大学4年の5月に活動を始めて、2~3週間で内定が出るような時代です。今では考えられないですよね。
以前から趣味でパソコンをさわっていましたし、ソフトウェア業界には未来があると思い、情報処理という分野で業界を絞って、エントリーしました。その結果、6社受けて大手総合研究所と、金融機関・銀行・百貨店のシステム子会社、そしてエヌジェーケーの計5社の内定をもらいました。
これを受け、大学の就職課に相談したところ、もちろん大手総合研究所を推されました。しかし、自分の希望範囲ではなかったんですよね。その他の会社もお金や流通に特化していましたし。その点でエヌジェーケーに目を向けたところ、業務対象が広く、可能性を感じたんです。
業界の中での会社の知名度より業務範囲の広さ、そこの可能性にかけて、最終的にエヌジェーケーを選びました。


月並みですが、お客様に成果物を納入する際、お客様から「満足です」と言ってもらえたとき、これが仕事の喜びです。
そのほか、エヌジェーケーのソフトウェアはなかなか表で見る機会がないですが、例えば銀行のATMを利用する場合、キャッシュカードを入れてから次の画面が出てくる間に自分の書いたコードが走っているんだなと思うと、胸が熱くなりますよね。おそらく数万分の1秒のタイミングなので自己満足の世界になってしまいますが、「今日もちゃんと元気に動いているな」と(笑)。

風通しがよい、これがエヌジェーケーの長所だと思います。自分の主義主張が自分の上司、さらに上にも伝えることができる風土があります。もちろん、何でも主張が通るというわけではなく、そこには当然、やる気と理論展開できる裏づけが必要ですが、そういうスキルをもった方であれば個人で組織をうまく利用していけるのではないかと思います。
がんじがらめの縛りや決まりがあり、部下の意見を受け入れない下克上を認めない組織ってたくさんありますよね。しかし、ソフトウェア業界は、70~80年代に発足した若い業界です。その中でもエヌジェーケーは、新しいものにチャレンジしようとする人間を受け入れますよ。










去年の新人から就職活動で40~50社まわったという話を聞くので、大変な状況だとは思います。しかし、企業へのアプローチの仕方として、インターネットで自分の基本経歴をコピー&ペーストしてエントリーする、その作業を量産するような「数撃てば当たる」方式に偏ってしまい、一社一社に対するアプローチやアピールが薄くなっている気がします。
アピールが薄くなると同時に、「いったい自分が何をしようとしているのか?」、「何を目指しているのか?」と自分を見失ってしまっている側面もあるかもしれません。実際、近年、入社した新人に「何がしたい?」と聞くと「お任せします」という受け身の傾向もあります。
その一方で、1つの会社に長く在籍したいという安定志向も強い。長く籍を置きたい会社なのであれば、自分が選んだ企業に対して、もっと分厚く研究したり、現場で働いている社員に話を聞いたりするのも良策だと思いますよ。


日本語って難しいですよね。曖昧表現を避けるため、電子辞書で言葉を調べています。

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